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犬と猫のフィラリア予防について

  • nakajima-ah
  • 2017年4月28日
  • 読了時間: 2分

フィラリア症は決まった期間と回数で確実に予防できる病気です。

お薬も進化して、月1の経口剤・滴下剤(スポット製剤)、6か月と1年間の効果がある注射薬も登場しました。 愛犬や飼い主さんの性格によりお薬を選べる時代になりました。 錠剤が苦手なワンちゃんには、お肉味のおいしいチュアブル剤もあります。

お薬なので、まれにではありますが副作用がでることもあります。症状としては嘔吐や下痢が多いようです。ただし、コリー系は犬種的に副作用がでることが多いことがわかっていますので慎重に使用します。もしイベルメクチンが使用できなくても、別の種類のお薬がありますのでご安心ください。

処方や副作用については、かかりつけの動物病院にご相談ください。

それなのに、多くのワンちゃんが今もフィラリア症で亡くなっています。 当院でも、悲しい別れを何回も経験しています。

都市伝説のように、「蚊取り線香をしてるから…、毛が厚いから…、蚊に刺されにくい体質だから…、室内だから…大丈夫!」と胸を張る飼い主さんがいまだにいらっしゃいます。

すべて、間違っています。

蚊取り線香は万能ではないですし、毛が厚くても鼻先や肉球は毛が薄いですし、刺されにくい体質でなくてかゆくなりにくい体質(?)ですし、室内だろうが蚊は入ってくるわけで…。

お金はかかりますが、予防できる病気はしっかり予防してあげてください。

最後に、猫はフィラリア症にならないのか?と飼い主さんからお尋ねされることが多くなりました。 結論は…ワンちゃんと同じように感染します。ですが、予防が可能です。

猫の場合、内服薬が難しいことが多いので、ノミとフィラリアが同時に駆除できるスポット製剤(滴下剤)が主流です。犬と同じ予防期間で月1回投薬します。

詳しくは病院へご相談ください。


 
 
 

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